早いもので私が大阪から東京へ出て九年近くの年月が過ぎようとしています。
いつでも好きな映画や音楽に触れられる環境が東京にはあります。
でも大阪に居た時の方が数少ない貴重な体験を逃さんようにと必死でアンテナを張って自分の足で動いていたような気がしてます。
私はそんな人達の目や耳を信じます。今回劇場へと足を運んで下さる方々は間違いなく貴重な体験を得ようと自ら動いている人達だと思います。
今回の作品を観て、みなさんの体験として何かしらの感覚が残ったらええなぁと心から思います。
宮田亜紀(『INAZUMA 稲妻』主演)