2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「勝手に逃げろ!」(『大脱出!〜脱出ゲームTHE MOVIE』〜)短編映画のことを考える(西山洋市)

小説家に長編が得意な人もいれば短編が得意な人もいてちゃんと認められているように(本屋に行けば「短編集」が長編に負けないくらいたくさん売られている)、映画にも短編が得意な人がいるんではないだろうか。しかし、いまのところ商業的な劇映画のスタン…

松村浩行と『TOCHKA』(トーチカ)についてもっと詳しく

<監督作品>『TOCHKA』(トーチカ)について 松村浩行『TOCHKA』(トーチカ)(あらすじと監督コメント) 『TOCHKA』(トーチカ)と二つの固有名詞(松村浩行) 『TOCHKA』(トーチカ)を目撃して(熊野桂太) 西尾孔志『おちょんちゃんの愛と冒険と革命』…

『TOCHKA』(トーチカ)を目撃して(熊野桂太)

TOCHKAという映画の存在は、僕も在籍している映画美学校の周辺でずいぶん前から囁かれていたが、僕が知ったときには劇場公開されていなかった。見る手立ても無かった。あらすじも知らなかったし、誰かの感想も聞いた覚えもない。ただ、ときどき、別々…

「ぴんくりんく」創刊11周年記念上映会『ポルノ・フィクション』で渡辺護『紅壷』、『婦女暴行事件 不起訴』を上映(PLANET+1で上映中・10月20日(火)まで)

関西のピンク映画情報紙「ぴんくりんく」が創刊11周年記念ということで、ピンク映画の特集上映を企画したそうです。 大阪のPLANET+1で現在上映中とのこと(10月20日(火)まで)。 「ぴんくりんく」創刊11周年記念上映会『ポルノ・フィクション』 …

『演出実習2007』製作ノート(7)(井川耕一郎)

9.補足(いくつかの注意)・『演出実習2007』と『演出実習2008』を見て、同じシナリオでも監督がちがうと、こうも芝居がちがってくるものなのか、と思うひとがいるかもしれない。だが、その感想には間違いが含まれている。 ・第一の間違いは、芝居を監督の…

『演出実習2007』+『演出実習2008』ノート目次

『演出実習2007』『演出実習2007』インタビューノート(冨永圭祐)『演出実習2007』編集ノート(北岡稔美)『演出実習2007』製作ノート(1)(井川耕一郎) 1.演出を学ぶ授業が必要、2.「演出実習」という授業『演出実習2007』製作…