2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大工原正樹上映会

11月下旬からのんびりと続いている大工原正樹特集。 はたしてブログに書いてあることは本当なのか? 実際にこの目で見てみようではないか。 ということで、映画美学校研究科生有志が大工原正樹上映会を開くそうです。 大工原正樹上映会 日時:1月28日(日)1…

更新情報

<大工原正樹特集> 『のぞき屋稼業 恥辱の盗撮』『のぞき屋稼業・恥辱の盗撮』について(2)(井川耕一郎)(1月21日) new! 『のぞき屋稼業・恥辱の盗撮』について(1)(井川耕一郎)(1月21日) 『のぞき屋稼業・恥辱の盗撮』解説(大工原正樹)(1…

シニカルな痴漢たちのユートピア―――大工原正樹『痴漢白書8』(非和解検査)

『痴漢白書8』の物語は、結婚を間近に控えた看護士・みゆき(岩崎静子)が電車の中で官能小説家・倉持(諏訪太朗)に痴漢行為をされるところから始まり、婚約を破棄して倉持を選ぶところで終わる。この《倉持を選ぶ》に至るまでのいささか胡散臭い過程をいか…

『痴漢白書8』

(1998年・77分) 製作:ピンクパイナップル 監督:大工原正樹 脚本:妖野ぼっち、撮影:志賀葉一、音楽:村山竜二 出演:岩崎静子、諏訪太朗、長曽我部蓉子

『のぞき屋稼業 恥辱の盗撮』について(2)

さて、このあたりで西山洋市の「『のぞき屋稼業 恥辱の盗撮』で描かれなかった顔についてみんなに聞きたい」という問いかけにちょっと答えておきたい。西山は連続殺人鬼の井上がひとを殺す二つのシーンについてこう書いている。「この映画の眼目が『犯人探し…

『のぞき屋稼業 恥辱の盗撮』について(1)

大工原正樹の自作解説を読むと、役者一人一人の姿が生き生きと描かれていて、昔のことを実によくおぼえているものだな、と感心してしまう。ところが、私はというと、シナリオを書いていたときの記憶がほとんどないのだ。いや、積極的に忘れようとしてきたと…

『のぞき屋稼業・恥辱の盗撮』で描かれなかった顔についてみんなに聞きたい(西山洋市)

これは、変質的な盗撮魔の生態を描くエロ映画、ではない。探偵映画だ。主人公の探偵は、浮気調査のために尾行などをする自分の仕事を卑下して「のぞき屋」だと言っている。それに、彼はかつて実際に本格的な「のぞき」をやっていたらしく、その頃の盗み撮り…

『のぞき屋稼業 恥辱の盗撮』解説(大工原正樹)

『のぞき屋稼業 恥辱の盗撮』は同シリーズの9作目にあたります。1〜7まではグループののぞき屋が活躍するコメディでした。主役の交代が何回かあったものの、パート7までは同じ設定のもと続き物として撮られていたはずです。おそらくビデオの売れ行きが落ちて…

『のぞき屋稼業 恥辱の盗撮』

1996年・78分 製作:セイヨー、製作協力:フィルムキッズ 監督:大工原正樹 脚本:井川耕一郎、撮影:志賀葉一、照明:赤津淳一、音楽:坂口博樹 出演:中倉健太郎、城野みさ、北山雅康、河名麻衣、北林友紀、堀内正美

大工原正樹上映会

11月下旬からのんびりと続いている大工原正樹特集。 はたしてブログに書いてあることは本当なのか? 実際にこの目で見てみようではないか。 ということで、映画美学校研究科生有志が大工原正樹上映会を開くそうです。 大工原正樹上映会 日時:1月28日(日)1…

オトコとオンナの映画秘湯「ダグラス・サーク上映会」

プロジェクトINAZUMAのメンバー・和田光太郎が主催するオトコとオンナの映画秘湯上映会。 2007年第一弾はダグラス・サーク監督作品3本立て(『僕と祭で会わないかい』『翼に賭ける命』他1本)だそうです。 ダグラス・サーク上映会 日時:1月21日(日)14:00…

シネマアートン下北沢で6月にレイトショー

プロジェクトINAZUMAの4作品、『INAZUMA 稲妻』(西山洋市)、『赤猫』(大工原正樹)、『みつかるまで』(常本琢招)、『寝耳に水』(井川耕一郎)の東京上映が決定しました。 シネマアートン下北沢で、6月2日(土)から15日(金)までレイトショー…

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。 ――と、ちょっと遅れてしまいましたが、新年のあいさつをしたところで、さっそくいくつかお知らせを。