2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

大和屋竺についてもっと詳しく

大和屋竺についてもっと詳しく知りたい方のために、インターネットで読めるインタビュー・批評のリストをつくってみました。 参考までにどうぞ。 <大和屋竺についてもっと詳しく> 大和屋竺インタビュー アニメーション作家・新谷尚之さんのサイト「幻のソ…

革命と子供―――大和屋竺と『ルパン三世』(非和解検査)

俗に“旧ルパン”、“緑ルパン”とも称される1971‐72年版『ルパン三世』テレビシリーズは、平均8.8%という伝説的な低視聴率であったにもかかわらず後のテレビアニメの世界に多大な影響を与え、未だに省みられる作品であり続けている。同時に、大隅正秋や東映動…

大阪での上映、終了しました。

プロジェクトINAZUMA作品集の大阪での上映は終了しました。 ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

フォッサマグナの向こう側(植岡喜晴)

日本列島を中央で分断するフォッサマグナ(大地溝帯)の西と東で、明らかに人種が異なるように、映画も、西から生まれたものと、東から生まれたものとでは、同じテーマを扱うにしても、ノリやテイストや取り組みがずいぶんと違ってくるもののようです。私の…

大阪のみなさんへ(宮田亜紀)

早いもので私が大阪から東京へ出て九年近くの年月が過ぎようとしています。 いつでも好きな映画や音楽に触れられる環境が東京にはあります。 でも大阪に居た時の方が数少ない貴重な体験を逃さんようにと必死でアンテナを張って自分の足で動いていたような気…

大阪上映の舞台挨拶

大阪・PlanetPlus1での上映にあたり、舞台挨拶が決定しました。 7月7日(土) Aプロ上映前:西山洋市監督・宮田亜紀(「INAZUMA 稲妻」主演) 7月8日(日) Aプロ上映前:宮田亜紀 Bプロ上映前:常本琢招監督

プロジェクトINAZUMA作品集1st harvest、大阪上映決定!

プロジェクトINAZUMA作品集の大阪上映が決定しました。 7月7日(土)から13日(金)まで、PlanetPlus1で上映されます。 Aプログラム:『INAZUMA 稲妻』『赤猫』 Bプログラム:『みつかるまで』『寝耳に水』 7月7日〜9日 19:00 Aプロ 20:30 Bプロ 7月10日…

常本琢招の返信2(常本琢招)

ご無沙汰しました、常本です。 今回答えることになる(2)の質問。前回も述べたとおり、今まで深く考えたことがなかった設問だったので、いや、難しかったです。果たして答えになっているか、まあ書いてみましょう・・・ (この文章を読まれる方も、先に、…

常本琢招の返信1(常本琢招)

どうも、常本です。 井川さん、理路整然とした手紙、ありがとうございます。これらの問いに理路整然と答えられるかどうかは分かりませんが、とにかく返事をひねり出してみましょう。 (この文章を読まれる方は、先に、井川さんの手紙*1をお読みください) (…

大和屋竺の『愛欲の罠』をニュープリントで上映!

大和屋竺(やまとや・あつし)のシナリオ集『荒野のダッチワイフ』を編集していたときに、一番くやしかったのは、『愛欲の罠』が見られないということでした。 たとえば、シナリオに書かれたこんな場面――、 フランケンシュタインに似た怪物(西郷)が大型拳…

常本琢招への手紙2(井川耕一郎)

(2)リハーサルで目指しているものは何か? 常本さんは撮影前のリハーサルについて自作解説の中で次のように書いていますね。 「この作品は様々な事情で撮影が延び、余裕ができたということもあって、リハを2週間行いました。撮影自体は6日間なので、倍…

常本琢招への手紙1(井川耕一郎)

西山洋市、大工原正樹と来て、今回は常本さんに演出について訊いてみたいと思います。とは言え、演出について論じるのは難しいですね。 たとえば、大工原さんが撮った『赤猫』で、ぼくが、おお!と声をあげそうになったのは、映画の後半で森田亜紀演じる主人…