本日、シネ・ドライヴ2009で『十善戒』後編を上映(PLANET+1・14時〜)

4月3日(金)まで大阪でシネ・ドライヴという自主映画の映画祭が開かれていますが、今日、4月2日(木)14時からPLANET+1で、オムニバス映画『十善戒』後編が上映されます。

関西在住の皆さまへ
オムニバス映画『十善戒』の「八、不慳貪」を監督した葛生です。


大阪PLANET+1にて
4/2(木)14時〜 『十善戒』後編
の最終上映があります
4/2(木)の後編の上映後には、桝井孝則監督(『罠を跳び越える女』)と私でトークをします。
http://www.planetplusone.com/cinetlive/2009/


後編の見所として、個人的には「六、不悪口」(石住武史)、 「八、不慳貪」(葛生賢)、「十、不邪見」(万田邦敏)がオススメです。
「六、不悪口」は今回のシネ・ドライヴ2009でも『死なば諸共』という傑作短編が上映される西山洋市の『稲妻ルーシー』の脚本を担当している石住武史の初監督作品で、「処女性」という観念にとりつかれた男が現実に恋愛をした時、そこで何が起こるのかを考察した奇妙なユーモアの悲喜劇です。
「八、不慳貪」は私の監督作品で、互いに惹かれあう二人の女殺し屋の愛と憎しみをオフビートなテイストで描いた恋愛映画であり、かつフィルム・ノワール(ただしフランス風の)です。
「十、不邪見」は『UNloved』『接吻』といった作品で知られる万田邦敏が十年来撮りつづけている『夫婦刑事』シリーズの集大成ともいうべき作品で、彼のシリアスな長編作品からは想像もつかないナンセンスなギャグの炸裂する短編です。
この大阪での上映を逃すと当分見る機会がありませんので、ぜひ会場まで足をお運び下さい。


葛生賢


『十善戒』に関する詳しい紹介・批評は、葛生賢のブログ「Contre Champ」に載っています。

 http://d.hatena.ne.jp/hj3s-kzu/20061112

 http://d.hatena.ne.jp/hj3s-kzu/20061113

 http://d.hatena.ne.jp/hj3s-kzu/20090402