大工原正樹の『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』が、オーディトリウム渋谷でレイトショー公開されます(9/24〜10/8(9/28休映)、連日21時10分から)。 詳しくは公式サイトをご覧ください。http://hotohotosama.web.fc2.com/index.html
<井川耕一郎→清水かえで:『電撃』の病気、『乱心』の病気・その2> 次に『乱心』について。 清水さんは、シーン13で盛太が遠くに放り投げたボールが、シーン14でひよりをあたりそうになるところについて尋ねてましたね。 試写で見たときには、思わず笑っ…
<清水かえで→井川耕一郎:『乱心』のシナリオを読んで> 『乱心』のシナリオ、送っていただき、ありがとうございます。 面白かったです。 どんな役者さんがどんなふうに演じているんだろう、どんなところで撮影しているんだろうって、 冨永さんの映画が見た…
<はじめに> 試写で渡辺あいさんの『電撃』を見たら面白かった。それで、大工原正樹さんに、『電撃』の感想をブログに書きますよ、と言ったのだが、あとになって、しまった!と思ったのだ。冨永圭祐くんの『乱心』とセットにして論じると面白いんじゃないか…
監督・脚本の大工原正樹さんは、素直に笑って楽しめるものを目ざしたのだと思います。そして、全体としてねらいどおりの作品になっていると思うのですが、でも、なんだか気になるところがあって、ちょっともやもやしているのもたしかなのです。 そのもやもや…
『13日の金曜日 ジャンルの命日』について(万田邦敏) 15人の映画監督による15ジャンルの短編オムニバス。 地獄に堕ちたジェイソンが幾度となく甦るがごとく、その死が懸念されて久しい映画は、ジャンルと共に何度でも復活する。21世紀に映画を生か…
オムニバス企画『13日の金曜日 ジャンルの命日』のお知らせです。 井川耕一郎、西山洋市、万田邦敏ら3人の映画美学校講師と12人の立教大学生のコラボレーション。 ジャンル別5分の作品を携え、組に分かれて映画合戦!勝敗を決めるのは観客の皆様! 『13日の…
上映会のお知らせ(吉田譲) → http://d.hatena.ne.jp/inazuma2006/20110730/p1 『13日の金曜日 ジャンルの命日』について(万田邦敏)+各篇の紹介 → http://d.hatena.ne.jp/inazuma2006/20110730/p2
僕は大学生の時に土本典昭監督の水俣病の映画に感銘を受けたということもあり、公害の問題には特に関心があったのですが、2000年8月、あるNGOの人達が、カネミ油症(1968年に発覚した戦後最大の食品公害)の被害者が多い現地の長崎県五島列島に行き、自分…
『食卓の肖像』 (DVD、103分) 取材・構成:金子サトシ 撮影:内野敏郎 金子サトシ 福本淳 スーパーバイザー:土屋豊 OurPlanet-TV 1968年に発覚した戦後最大の食品公害、カネミ油症。40年以上たった現在もその影響下に生きる被害者の人たちを見つめ…
バブル全盛期に雨後の筍のごとくリリースされ、レンタル店の棚の一画を占めていた、通称「Vシネ」と呼ばれる低予算早撮りのオリジナルビデオ作品のことをあなたは覚えているだろうか。 毎週のように産み出されたそれらの「映画」は、年々規模を縮小していっ…
新日本作家主義烈伝vol.11 大工原正樹 日時 2011年3月5日(土)14時 上映スタート 会場 アテネ・フランセ文化センター 上映作品 風俗の穴場 1997年(74分) 監督/大工原正樹 脚本/山下久仁明 撮影/福沢正典 照明/赤津淳一 音楽/坂口博樹 出演/石川萌…
『making of LOVE』について(古澤健) 『making of LOVE』という映画は、「映画監督ふるさわたけし」の撮影現場のメイキング映像、という見立てのフィクションです。当然というべきなのか、僕自身が「ふるさわたけし」役で出演して、悪目立ちしています。 …
連日、濃厚な4、5本立ての怒涛の一週間。いよいよ今週末開催!!*2010.7.17 土 「大工原正樹特集上映」&「傑力珍怪映画祭in大阪」13:00〜「大工原」プログラムA(計92分)15:00〜「大工原」プログラムB(計93分)17:00〜「大工原」プログラムC(計91…
*チラシ裏面 お祭りはまだ終わってはいない、いやむしろこれからだ!!! 大工原正樹特集上映 エロチックコメディからサイコサスペンスまで。 (7/17〜18・PLANET+1)青い衝撃が敗退したからといって、なにも私たちはお祭りをやめることはありません…
映画美学校9期の大橋礼子さんと長谷部大輔君が監督した作品がユーロスペースで上映されます。 お時間のある方は、ぜひ観に行ってあげてください。 (大工原正樹) 東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻第4期生・アニメーション専攻第1期生修了作品展 GEID…
自分のせいでバタバタと慌しく入った撮影から、それに反して、幾度かの中断をはさみながらの、いつ終わるとも知れない長い仕上げ期間を経て、やっと昨日、『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』が完成と相成りました。早い時は撮影から10日後には完成とい…
『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱(こ)を使う』 2010年/HD/51分 監督:大工原正樹 脚本:井川耕一郎 撮影・照明:志賀葉一 録音:臼井勝 出演:長宗我部陽子・岡部尚・森田亜紀・高橋洋 蠱(こ)とは古代中国の呪術である。 母の葬式を終え、かつて暮らした町…
『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』について(井川耕一郎) new!
撮影の日が迫っているとかで、大急ぎで書くように求められた作品である。 大工原正樹からのお題は、「長宗我部陽子、岡部尚、木更津、憎しみ」というものだった。 長宗我部さんのことなら、もちろん知っている。自作の『寝耳に水』に出てもらっている。 岡部…
映画『人の砂漠』 2月27日(土)新宿バルト9でついに公開!!! “20代の沢木耕太郎が見た “現実”を、今、東京芸大生が映画化!“ 【公開日】 2月27日(土)新宿バルト9 (3月6日(土)梅田ブルク7、3月19日(金)横浜ブルク13、全国順次公開) 【原…
小説家に長編が得意な人もいれば短編が得意な人もいてちゃんと認められているように(本屋に行けば「短編集」が長編に負けないくらいたくさん売られている)、映画にも短編が得意な人がいるんではないだろうか。しかし、いまのところ商業的な劇映画のスタン…
<監督作品>『TOCHKA』(トーチカ)について 松村浩行『TOCHKA』(トーチカ)(あらすじと監督コメント) 『TOCHKA』(トーチカ)と二つの固有名詞(松村浩行) 『TOCHKA』(トーチカ)を目撃して(熊野桂太) 西尾孔志『おちょんちゃんの愛と冒険と革命』…
TOCHKAという映画の存在は、僕も在籍している映画美学校の周辺でずいぶん前から囁かれていたが、僕が知ったときには劇場公開されていなかった。見る手立ても無かった。あらすじも知らなかったし、誰かの感想も聞いた覚えもない。ただ、ときどき、別々…
関西のピンク映画情報紙「ぴんくりんく」が創刊11周年記念ということで、ピンク映画の特集上映を企画したそうです。 大阪のPLANET+1で現在上映中とのこと(10月20日(火)まで)。 「ぴんくりんく」創刊11周年記念上映会『ポルノ・フィクション』 …
9.補足(いくつかの注意)・『演出実習2007』と『演出実習2008』を見て、同じシナリオでも監督がちがうと、こうも芝居がちがってくるものなのか、と思うひとがいるかもしれない。だが、その感想には間違いが含まれている。 ・第一の間違いは、芝居を監督の…
『演出実習2007』『演出実習2007』インタビューノート(冨永圭祐)『演出実習2007』編集ノート(北岡稔美)『演出実習2007』製作ノート(1)(井川耕一郎) 1.演出を学ぶ授業が必要、2.「演出実習」という授業『演出実習2007』製作…
8.「リハーサル篇」(井川耕一郎の授業)について 「リハーサル篇」はなかなかつくる気にならなかった。というのも、分析の対象が私の授業だったからだ。自宅で素材となる記録映像を見ようとするのだが、一、二分見たところでビデオを止めてしまうというこ…
映画美学校2期初等科時代、提出したビデオ課題を見た担当講師の井川さんの講評はこうだった。 「おそらく北岡さんは、考えてきたカット割りをこなすことばかり気にしていて、演出を怠っていたのではないだろうか。」 はい、ごもっともです井川さん、でも私…
『演出実習2007+2008』と『演出実習2009』が、映画美学校映画祭2009で上映されます(8月30日(日)15時〜・映画美学校第一試写室)。 8月30日(日) 【Aプロ】15:00〜 『演出実習2007』「ホン読み篇」「リハーサル篇」 【Bプロ】17:20〜 『…